
子供と戦わないマインドフル生活
今回は、「子供と戦うことなく悪い点数のテストを出させる」事例。
悪い点数をとった子供が親にそれを見せない時。
あなたを信頼しているという気持ちを逆手にとると、すぐに出してきます。同じ言うことを聞かせるにも「子供と戦うことなく」言うことを聞かせられるようになれば、親子共々、嫌な気分になることがなく快適です!
では、事例付きでご紹介します。
うちの子供は、良い点数のテストしか見せません。いつも99点とか100点です。だから私も、結構勉強できるのかな、と思っていました。でも、どうやらいい点数を取らなかった苦手科目のテストは見せていない様子。
「算数のテストってないの?」
息子は・・「あるって言うかあんまりないって言うか・・・ゴニョゴニョ」
夫がいいます。「あるよ、絶対嘘ついている。いつも得意な国語のテストしか見せない。でも算数は出してこない。だから、いつもいい点数を取ってるように見えるだけだよ。」
私は、夫のクセと言っても良い「決め付け」とか、「絶対嘘ついている」にはいつも賛成しかねるので、それには乗っからないことにしています。
そこで、私は子供に言いました。
「絶対嘘ついている、なんてパパはひどいね。そうやって〇〇のことを信用しないで決め付けるなんて。ママはうちの可愛い〇〇ちゃんが嘘なんてつくと思わないよ!心から信頼してるもの。〇〇小学校はあんまり算数のテストやらないんだね。ねねの学校はもっとたくさんあったよ。」
「・・・・・・。」
「ママ、ちょっと校長先生に電話するよ。うちの可愛い〇〇ちゃんの学力アップのために、もっと算数のテストを増やしてください。姉が通っていた学校はもっと頻繁にありましたよ。〇〇ちゃんの算数の学力がつかなかったら一体どう責任とってくださるの?って。ちょうど今日お仕事お休みだから教育委員会にも文句言いに行ってくるわ。」
「いやいやいや、ママちょっと待って。ないわけじゃないんだ。普通にあるんだけど見せるの忘れてて。」
「なんだ、そうだったの。慌てて校長先生に文句言わなくて良かったわ。じゃあ見せて。」
結果、なんで見せないの!だめでしょ!!とけばけばした空気になることもなく、テストを出させることに成功しました。
まあ、小学生の可愛いうちしか通用しない手なのですが。
戦わずして褒めごろす。これだとギスギスした雰囲気にならず、皆満足におさまりますよ。
ぜひ使ってみてください。