
生きることに疑問を感じたら読んでほしい(2)
思えば、私は小さい頃から、「死ねないから生きている」がスタンダードでした。
特に幼少時代が悲惨だったわけでもありません。むしろどちらかというといろいろ恵まれた
状況だったと思います。友達もいるし、周囲の人にも活発で明るい子と言われてきました。
一緒にいると元気がもらえる、と言ってもらえるほどパワフルでもあります。
たったひとつ考えられるとしたら、あまりにも感受性が強い性質であることに起因しているのかも知れません。それにプラスしてとても理屈っぽい。
だからいつも「生きるとは・・・」と考え続けて思考のループにはまるのです。
思春期の頃は大変でした。心理学から宗教学から哲学の本からいろいろ読み漁ってはぐるぐるぐる。
そんな私が、行き着いた結論をお伝えします。
人はなぜ生きるのか?
そんな問いに正解はありません。
わからないけど、生まれてきたから生きるんだよ。好んで面倒なことを引き込みたくないから
ルールを守るんだよ。
生きることに意味を求めないほうがいい。
もしどうしても求めたいのなら、答えとしてクールなのはこれです。ざっくり伝えます。
多少間違っているかも知れませんが、地球の成り立ちをお伝えすることが目的ではないのでスルーしてください。
太古の昔にガスやチリが集まって、太陽ができて、星がぶつかり合って、地球を含む惑星ができて、それぞれの引力やら熱やら磁力やらが影響しあって、大気ができて、海もできて、その大気中の非生物的な有機物がいくつも集まり、海中で「液滴」となって。アミノ酸やらなんやらが出来て、それを包む膜ができて細胞になって、それらが集まって・・・。そうやって発生した人類です。遺伝子を残すために子孫を増やしていきます。なぜ遺伝子を残すんだろう。
目的はわかりません。
ただ言えるのは、実際にどうなのかは別として、今解明されている科学による地球の成り立ちから考えるに、宇宙も含めて、一度発生したものはずっと続いていこうとするんです。それはもう意志とか関係なく続けていこうとするということです。
意味や目的を考えても真実はわかりません。