
生きることに疑問を感じたら読んでほしい(3)
では、どうするか?
もうわかんないからいいや、そう考えた私は、自分に都合のいい生きる意味を、自分で作ることにしました。
「肉体を持ってこの世に生まれてきた意味は、肉体を持ってこそ楽しめることを存分に楽しむために生まれてきたんだ。だから、徹底的に楽しもう!」
これです。
そして、それの意味づけを強化するために、似たような考え方がないか検索しました。
出るわ出るわ、楽しむために生まれてきた説の裏付けが。
宇宙人が・・・とか、宇宙のずっと奥の創造の源が・・・とか。
その情報は、私の設定したコンセプトを見事に裏付けるものばかりしかない!
やっぱり私の説は間違っていない!!
違うのです。そういう答えを求めて検索するから、自分の都合にあったお話しが見つかるだけです。
それと同時にあらためて人間の想像力と創造力の素晴らしさに感動しました。
よくまあ、そんなに思いつくね。
その情報の中には、確かにそれはちょっと納得できるかも、というものから
いやいやいや、それちょっと飛躍しすぎでしょ、とか、こじつけがひどい!と爆笑してしまうものもあって、とても楽しめます。
そういう風に考えた上で、自分がもっともらしいと思えるものに乗っかってしまえば良いのです。
気分が上がるからこの説採用!という感覚です。
スピリチュアルな宇宙のお話しなど、とてもロマンがあって楽しいです。
嫌なことが起きた時は、「きっと〇〇が作用してるせいだ〜。これは夏至が明けるまで仕方ないわ。」など考えると
宇宙や神といった大いなる抽象的なものに責任転嫁できて、気が楽になります。
嫌いな人ができた時は「エネルギーフィールドが合わない」ことにすると、それじゃあ仕方ないって思えます。