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自分の中の固定概念に気づく、そして取り外す方法(その2)

全てがうまくいくと思われたお話が、急転直下で悪夢に変わる。

さて、前回の続きです。

とんとん拍子で進むと思われた良いお話はその後どうなったと思いますか?

私はすぐ娘さんに「先方快諾、詳細教えて欲しいとのこと」お知らせしたのですが・・・。

ものの30分もしないうちに
「お断りされました。」の連絡が・・・。

そんなに即答で断られるなんて、守秘義務の内容はどんなものだったのだろう、と心配になりました。

ほどなくして、私が紹介をお願いした方からも電話が来ました。

「詳しいことはわからんけどな、どうもたくさんの女性が御曹司を取り合うと言うドキュメンタリーへの出演依頼らしいんや。お付き合いしている人もいるし、そういった内容のものはちょっと・・・とのことやった。」

私は、驚くと同時に、そのような話を運んできた娘さんに怒りを感じました。

「先日ダイレクトメールをお送りしたけれど既読にならないので、ご紹介いただきたく」とは伺っていました。

既読にならなかったのではなく、出演する気にもならないのでそのままにしていらしたのかな、いやきちんとした方だからお返事しないことはないだろう。

あれこれ考えを巡らせます。

とにかく、紹介してくださった方にお詫びして。

モヤモヤする気持ちがおさまりません。

「どうして?お母様もお父様も伝統的なしきたりに厳しい立派なご職業についている、しっかりしたご家庭で育ったお嬢様だから、そういった筋の紹介者を立てて連絡をするということの意味はよくわかってるはずなのに!」

ちょうど、その前の日に、別の知人がNHKの「プロフェッショナルの流儀」という番組に取り上げられているのを観たばかりだったので、そういった類の番組なんだろう、と勝手に思い込んでいました。それが、大勢の女の人が男性を取り合うバラエティなんて・・・。知っていたら絶対お話しを回さなかった。

しばらく、どうしてどうしてと自問自答を繰り返して、ふっと頭に降って湧いた考え方がありました。

そもそも、そんな気の張る人に、同じく気の張る紹介者を立てて、「守秘義務があるのでそれ以上のことはお話しできません。」という、私がしっかり把握できない内容の話を安易にまわしてしまったんだろう、と思いました。

だいたい、通常私は数回お会いしただけの人に気の張る誰かを紹介したりしません。しかも内容も完全には把握できないことなんて。

では、なぜ簡単に紹介を請負ったのか。

お母様を人間的に尊敬していたから。そしてお母様やお父様の社会的地位に絶対的な信頼を寄せていたから。

ここで、一気に問題は、娘さんにあるのではなく私自身にあることに気づきました。

私には
尊敬できる人の娘さんは無条件で安心。
社会的地位の高い人は信頼できる。
そういった人の手掛ける番組だから品性を感じる番組に違いない。
という固定概念があったのです。

これが、
尊敬できない人の娘さん
定職についていない人
だったらどうでしょう。

知り合い、という前提なので
むげに断ったりしませんが、
少なくとももっと慎重にことを運んだはずです。

守秘義務は理解できるので、全部をお話しいただかなくても良いのですが、
バラエティですか?ドキュメンタリーですか?
それに出演することによって、その方や家業のイメージダウンにつながる心配は
ありませんか?など突っ込んで質問していたと思います。

無意識に差別意識を持っていたということです。
差別意識は意識して持たないようにしていたつもりなのに、固定概念に
気づきませんでした。

また、こんな風に考えることも出来ました。

尊敬できる人の娘さんは無条件で安心→信頼できる人と娘さんは別々の人間

社会的地位の高い人は信頼できる→社会的地位が高くても信頼できない人はたくさんいる

私が、お母様の方をあまりにも敬愛していたので、全て私に都合の良いフィルターをかけていたのです。

冷静で客観的な判断ができていなかったという自分のミスです。

そういう思考に変化したら、不思議と娘さんへの怒りの感情が消えていきました。

次回へ続く