シンプルなひねりを加えた仏壇用のお花


仏花をリビングに飾ってはいけないと誰が言いましたか?このレシピでは、プチプライスなだけでなく、長持ちする仏花の楽しみ方をレクチャーします。仏様のお花を可愛く?まあ、私はシンプルなひねりがあると言ったんだけどね!

どうやって作ったの?私たちの提案は、スーパーで売っている仏壇用のお花を使っています。
菊は長持ちするので、気軽に部屋に飾るのに最適です。何種類かの花が束になっているので1本1本組み合わせを考える必要がないのも良いことです。興味深いことに、フランスでは、菊はウェディングで人気の花です。マム という呼び名で親しまれています。縁起が悪い?そもそもありがたい仏様にお供えする花が縁起が悪いわけがありません。

菊に関わる行事に9月9日の重陽の節句というのがあります。中国では、菊は遠いいにしえの時代からすぐれた薬効をもつ植物として知られ、菊が群生している谷を下ってきた水を飲んだ村人たちが長寿になったという「菊水伝説」というものがあり、それが日本に伝わって、菊の盛りの9月9日に長寿を祈願する重陽の節句が行われるようになりました。

そんな菊を毎日の生活にも取り入れてみてはいかがでしょうか。
仏花のイメージを消して、リビングに飾るために、茎の長さを調節しましょう。また、葉っぱは全てとりましょう。葉っぱを取ると一気に仏様のお花のイメージが消えてしまいます。


今回の花には菊とカーネーション を使っていますが、不思議なことに派手な色合わせほど、仏花感が消せるので、購入するときは出来るだけけばけばしい組み合わせを選びましょう。小花がたくさん入っているよりも大きなものが数本の方が牛飾りやすいですよ 。小さな小花はそれ単体でグラスに挿すのがおすすめです。細かな葉っぱがたくさんついていますが、丁寧に全て外すのが良いです。

私は茎を長くは使いません。ほとんどの人は、茎を長めに飾るので、仏様に飾る花感が消せません。茎が長いと長く楽しめるような気がするかもしれませんが、花までお水を届ける距離が伸びるので、むしろ早く萎れてしまいます。お花を挿す器の高さの1.5倍の長さを目安にしてください。花々の長さを同じくらいに揃えるのがコツです。長さ違いにするとしても花の頭1個分で抑えてください。茎が見えるとバランスが悪くなります。さっそくお近くのスーパーでお気に入りの仏花を探してみてはいかがでしょうか。
それでは…本日はこの辺で。Arrivederci!
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